それからもうひとつ。レコード業界の流通に詳しい人なら誰でも知っていることだが、大手のレコード会社の輸入盤セクションは各大型チェーン店に対して、自社が日本盤発売しているCDの輸入盤を大量に、しかもきわめて安い価格で卸していて、おまけに国内盤同様、売れ残った商品の返品や交換を一定の範囲内で許していたりする。つまり大型店はデッドストックになる危険をある程度回避できるから、ただでさえ安い輸入盤を大量仕入れでさらに安く買い、安く売れるわけだ。いわば、国内盤よりはるかに安い輸入盤が大量に出回っている事態を自分で作っているのは、日本のレコード会社でもあるわけである。そんなレコード業界が、こんな理不尽な法案を通そうとしているのは、おそらく輸入盤より国内盤のほうが利益幅が大きいからだろう。
http://onojima.txt-nifty.com/diary/2004/04/post_7.html

輸入CD流通について、勉強になりました。
これでようやく「やめたくてもやめられない、価格下落傾向に歯止めをかけたい」というメーカーの意向が見えてきました。

卸値を高くすれば、ショップからしたら別の卸から輸入すればいい話。その選択肢を、法案で縛ろうという意図もあるわけだ。