News23にて

日本外国特派員協会での、イラク人質事件の家族の会見を見る。
外国人記者による『家族に対する脅迫があったのか?』という質問に対し、脅えきった表情で『謝罪』を口にする家族の姿を見て、愕然とした。
質問した外国人記者も『家族が自分の意見を言えないことに驚いた。ほんとうにこの国は自由な国家なのだろうか?』と驚いていたが、事態は2chの『祭り』などというレベルを遥かに超えて、社会的なリンチに近い様相を呈している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-01762057-jijp-int.view-001

星野智幸氏の日記より引用

私はこの日本社会に心底から恐怖を感じる。誰であれ、この家族たちのように、匿名の大群衆から敵意と憎しみの集中砲火を受ける可能性のある社会なのだ。言論の自由が殺されるときが来るとしたら、司法の権力によるものではなく、匿名の群衆の敵意による封殺となるだろう。
http://www.hoshinot.jp/diary.html