牛丼フィーバーにチクリ「単純な国民だ」

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040213k0000m020085000c.html

日本経団連奥田碩会長は12日、東海地方経済懇談会後の記者会見で「テレビは一部の人の動きを面白おかしく報じていたようだが、(牛丼がなくても)死ぬわけでない。日本人は右から左へ早くふれやすい、単純な国民だと感じた」と、牛丼フィーバーをチクリ。

先日『日本の農業団体を基盤とする保守層が、今回のBSE騒動をきっかけに、反米ナショナリズムをあらわにする。そして都市生活者の環境問題や食料問題への関心が、水面下で反グローバリズム=反米意識を育て上げ、保守層と一体になってこのナショナリズムを強固にするのでは』
となかば冗談でそう書いた。そう思ってみてるからか、ここ数日、そうした発言や報道を目にすることが多い気がする。

◇米国牛BSE感染 全頭検査守らず、輸入再開は無理−−小泉首相
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/koizumi/art/040211M170_0202001E10DF.html
 ※いつになく強気の首相だったりする。

◇国産牛肉の輸出再開、農水省が米に逆提案へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040213-00000303-yom-bus_all
 ※笑った。今こそ敵陣へ突入する時ですよ!

◇仙台名物牛タンもピンチ BSEで、在庫わずか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040213-00000026-kyodo-soci
 ※これはオマケ。『“仙台牛”タン』だと思っていたら、『“仙台”牛タン』だったのですね。
と思ったら

仙台市の牛タン焼き専門店などが加盟する「仙台牛たん振興会」によると、仙台の牛タンは戦後、米進駐軍が持ち込んだタンを使って庶民の食べ物として考案された。

おお、シンセミア