昨日の乙一氏の感想、とりあえずのつもりがなかなか先が書けません。いろいろな書評で取り上げられている乙一作品の切り口に対する違和感や納得といったもの、それがどうにもこうにも気になるのはたぶん彼の作品がかなり私のツボに入ってくるからで、考えが簡単にまとまらないのは、私が『何故読むのか』に向かい合う必要があるからデース(ヤングジャンボマン風)。
というわけでこの件は留保しつつも、数行の日記のままというのは収まりがわるいので、現代美術家のヴァリンダさんからメールをいただいた、パフォーマンスの告知を。

Valinda企画・演出

☆ ノックアウトマウス 第3回公演「抽出」 ☆

   10月24日(金) : 19時 開場、19時30分 開演
   10月25日(土) : 18時 開場、18時30分 開演
             両日とも上演時間は約1時間です。

   会場 : 御茶ノ水 オーディオテクニカ地図)ぶんき
   料金 : ¥2000 当日¥2500

出演
 駒形克哉(美術家) 竹本真紀 小針丈幸 高仁和絵 ヴァリンダ


 ニシジマアツシ(パフォーマンス演奏)

衣装
 misaworks;

次元や時間を表現しています。動作のコラージュ。
今回は現代音楽家のニシジマアツシが京都から出演してくれます。



●どのような舞台か??過去に出演した中ザワヒデキ(美術家)のコメント

(前略)無理を承知であえてひとことでまとめるなら、「抽象」で、かつ「リアリティ」といったところでしょうか。無機質な中にこそ符号や世界の神秘が隠されているという「抽象/リアリティ」、さすが、普段から通りがかりの車のナンバーが気になると言われるヴァリンダさんです。歴としたイデアの世界の素敵を世俗の現世に具現するという、構造的にはとてもシンプルで、だからこそカッコイイ「こと」を彼女は実現しようとしているのだと思いました。しかし同時に、誰にでもわかりやすい具象的な演劇などではないため、これは、実現に当たっては、ヴァリンダさんが全体を厳しく統制して作っていかないと成り立たないシロモノとなるだろうと直観しました。ある非常に明確なイデアの存在、それが言葉でも視覚でも音楽でもなく、ただ…それこそテレパシーのように…伝われば、そして同じ時間と空間を共有できれば、それでいいのです

チケット申し込み
valinda@phone.ne.jp
kayama-yuko@mb.jaeps.com(←このアドレスは10/20まで)
070-5994-3029

のいずれかへ。

私の知っているヴァリンダさんは、5月の「バス観光ハプニング2003」でのバスガイドさん兼パフォーマーで、洗濯は週に一度コインランドリーで、お母さんからもらったシュミーズを持っています。(参考)

※そこで調べたらビックリ。ヴァリンダさん、女優さんでもあります。元「進め!電波少年」15号電波子ってどんなキャリアなんだろう。
ヴァリンダさんプロフィールhttp://www.imagination-plus.co.jp/actress/varinda.htm