寿龍電影通信速報

こっちでも告知します。ドラゴン・リー氏のアクション映画マジ観てえっす。

先月8月8日、ブルース・リー没後30周年を記念して開催された「寿龍電影祭」にて、特別招待作品として上映された「ソルジャー」の監督こと、オーストラリアの新鋭マシュー・アレン氏が、Chapman University主催のスクリプト・コンテストで見事入賞!!!現金10,000ドルを獲得!
それを元に、16世紀の日本を舞台にした短編ニンジャ(忍者ではない)アクション映画「The House」を、カリフォルニアで制作する事が決定!!!(10月半ばからクランク・イン予定!)
ドラゴン・リー氏もスクリプト・スーパー・バイザーとして参加予定!
マシュー氏の「日本人が見ても笑わない映画に仕上げててくれ!」との強い要望により、ドラゴン氏は今から、デューク真田の「忍者武芸帖・百地三太夫」、ショー小杉の確信犯的アメリカ的ヘンテコ・オリエンタリズム映画「ニンジャ2・修羅の章」などの映画研究に余念がない。(そんなビデオしかこっちでは、手に入らないんですよ、、、、。トホホホホホ)
また、先月神保町の本屋で買った、甲賀流忍術14世宗家の藤田西湖先生の自伝である「甲賀流忍者一代記」(5000円もした、、、、、)などの資料研究もしている。
一体どんなニンジャ・映画になるか今から楽しみ!
果たしてこの映画が「ヘンテコ・オリエンタリズム」になるかどうかは、ドラゴン氏のスクリプト・スーパーとしての手腕と、アメリカ人プロダクション・デザイナーとの格闘の結果によるものであろう!前者が勝つ事を望む!!!
マシュー!頑張れ!
(因みに、マシュー氏はオーストラリアで戸隠流忍術の修行経験あり!)

またドラゴン・リー氏も原点に帰り、16mmにてアクション映画を製作決定!
今回は主演も兼ねて、監督・脚本・編集・アクション指導の一人5役をこなす予定!
こちらはマシュー氏とは対象的に、北辰一刀流の流祖千葉周作氏の伝記を、現在のアメリカに置き換えての製作である。
他のアクション映画とは、一味違った新しいタイプの映画になることは必至であろう!

まさに、今年のアメリカ・インディーズ映画界は「アクション・パック」だ!
ヨーロッパにおける北野武氏の「座頭市」の成功をはじめ、アメリカでも「ラスト・サムライ」の製作は順調のようだ!
これからの海外映画は、まさに「日本」を題材にしたアクション・映画が話題の中心となるであろう。

(ト金)

ドラゴン・リー『サムライ西海岸』
http://www002.upp.so-net.ne.jp/harapeko/samurai/
『寿龍電影祭』
http://www002.upp.so-net.ne.jp/harapeko/888800mile/