I am Sam

17日の日記につけてもらった、くま嬢のコメントで思い出したこと。

高校の時の同級生に、『恋愛感情などというものは、所詮、一緒にいる時間が長ければ生じるもので、好みのタイプとかそういうのもは関係ないのだよ』などと嫌なことを言う奴がいた。
彼は銀縁眼鏡で髪が7・3分けで、ギンガムチェックのシャツの裾はズボンの中に入っていて、ビリー・ジョエルが大好きと言う、華倫変の漫画に出てくるキャラを薄くしたようなタイプで、多分ずっと童貞だったか、変態になったかどちらかだろうと思っていたら、いきなり結婚の知らせと共に、『この幸せを分かち合いたい』と率先して幹事になって、同窓会を開いてくれた。
残念ながら出席できなかったのだけれど、あとで別の奴に聞いたら、やっぱりギンガムチェックのシャツの裾は、ズボンの中にちゃんと納まっていたらしい。