なんだか昨日のお嬢さん二人のヤラセふうな騒動で世の中（ネット）は持ちきりのようだけど、その前にさんざん盛り上がっていた『スーパーフリー』は世の中（ネット）的にはもう終了なのかしらん。
『スーパーフリー』と『スーパーフラット』を間違えてしまって困るんだオジサンだからと下らないことしか感想がなかったんで書かなかったんだけど、こう世の中（ネット）の健忘症が激しいとなんだか困るので書く。
世の中（ネット）の論調みてると、まず第一に個人攻撃。イイ歳して大学生気分かよ、とか、早稲田ブランドにしがみついて中身のないやつだ、とか。雑誌等だと、学生甘やかして早稲田って大学どうなっちゃたのよ？とか、ありがちな批判で綺麗にまとまってたり。
それで早稲田の学長が全学生にメールを送ったというニュースで、この話はおしまいなんだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030626-00000096-kyodo-soci
思うに、今回の事件に関し、早稲田大学は責任を取るべきじゃなかろうか。早稲田大学はこの２８歳の男に、金で早稲田大学の学生と言う『箔』を売ったのだ。この『箔』がなければ彼がこれほどまでに卑劣な犯罪に手を染めることもなかったはずだ。（『覚醒剤』が売買ともに犯罪になるのと同じですね）
もっといえば、このような犯罪的商業行為が明るみになったからには、早稲田大学は私学助成金を全額返還すべきではないだろうか。
もうひとつ腹がたつのは、雑誌新聞の論調に『悪いのは今の早稲田と在学生』という気分が見えかくれしてる点だ。
早稲田という『箔』にしがみつき、稲門会とかいう組織作ってなれ合いながら、世の中駄目にしている、マスコミにうじゃうじゃいる卒業生の面々が、いけしゃあしゃあと『早稲田はどうなってしまったのだろう』だって。
早稲田の私学助成金は、年に１００億円くらいはあるはずだ。いうまでもなくこれは税金だ。何故一企業、一互助会組織にそれだけの税金が注ぎ込まれ、ムカっ腹たつ電通予備軍が女の子強姦するコンパの飲み代に使われなくてはいけないのと普通に思う。でしょ？
御賛同いただけた方は、会社の飲み会などで
『早稲田大学は私学助成金を返還しろ！』とオダをあげてください。
早稲田出身の人事部長の耳に入っても知りませんけど。
以上、かつて『人はなぜ学歴にこだわるのか。』という名著で、『稲門会は日本のフリーメーソン』と看破した小田嶋隆先生が、最近HPをおやすみのため、力不足ながらコボしてみました。
（ちなみにこの本が出版された当時、小田嶋先生は朝日新聞の書評欄を担当していたのだが、当の書評欄でこの本はほぼ無視された）
